HamComMixerの使用に必要なので・・・(Webからのほぼコピペですが・・・)
リグの通信ポートに複数アプリケーションを接続しようとすると、うまくコマンドの衝突を避けるためにコマンドの交通整理が必要でしたので「HamComMixer」を作成したのですが、仮想COMを生成するのは少し難しいので「com0com」のお世話になります。まぁハードウェアー(USBシリアル変換)を2つ用意してクロスケーブルで接続しておけば可能ですが、コストがかかっちゃいますのでやっぱり「com0com」でしょうか(ドライバー作る知識はアリマセン)・・・・・昔はWindowsでのドライバー警告でうまくいかなかったのですが、近頃はルート認証局経由での証明書でしっかり署名されているようです。
とりあえずWindows11でインストール
一応、HamComMixerの制作でインストール済みだったんですが「com0comインストール」をまとめるため一度アンインストールして、再度構築してみました。
「https://sourceforge.net/projects/com0com/」から「com0com」をダウンロードします。
上記のページで「Download」をクリックして「com0com-3.0.0.0-i386-and-x64-signed.zip」をダウンロードします。
このZIPファイルをクリックすると
2つのSetupファイルがありますので、「Setup_com0com_v3.0.0.0_W7_x64_signed.exe」をデスクトップ等にドラッグして圧縮ファイルから取り出しました。
このファイルをダブルクリックで実行すると・・・
で「SetupWizard」は表示され、「Next」をクリック
「I Agree」でをクリックして
「Next」です・・・後の話ですが、この画面で「COM# <-> COM#」のチェックははずしておいてもいいみたい(ちゃんと順番に並べるにはですが・・・)
このまま「Install」をクリックします。
「Next」でインストールが開始されます・・・Windows10(無線用のPCですが)でインストールしたときは、初めてだったのかOSから確認画面が出ました。
インストールが完了すると上記の画面になります。Windows10ではこの状態で「デバイスマネージャ」で確認しても「ドライバー署名」の警告はでませんでしたが、Windows11では警告されました。(先のインストールをアンインストールしても出ました・・・更新したドラーバーは削除されたので)
ドライバーを選択して右クリックでプロパティを開きます。このときプロパティ以外に「ドライバーの更新」も選択肢ありますが、こちらでやったときは更新のドライバーが見つかりませんでした。他の環境ではどうなのか不明ですが、このためプロパティの画面からトライして見ました(あまり関係ないと思うのですが・・・)。
「ドライバー」のタブを開いて
「ドライバーの更新」をクリック
「ドライバーを自動的に検索」で
になりますが、「Windows Updateで更新された…」をクリックします。
WindowsUpdateの画面が表示されます。ここで「詳細オプション」をクリック
「追加オプション」での「オプションの更新プログラム」をクリックすると
いくつかの「ドライバー更新プログラム」が見つかれば、これをクリックすると
「Vyacheslav Frolov – CNCPorts – 10/10/2015 12:00:00 AM – 3.0.0.0」が見つかりました。
この時にうまく見つけてくれるかどうか不明です・・・あの手この手で見つけてください。
先にも申し上げましたが「デバイスマネージャ」でのドライバー選択、右クリックですぐにある「ドライバーの更新」をクリックしたときは見つけてくれませんでした・・・この為プロパティから再度ドライバーの更新をしてみると見つけてくれた次第です。(そういう問題じゃなさそうですが・・)
2014/11/18 追記・・・「更新プログラムのチェック」で見つかる場合も有りです・・・
昨日ほかのPCにインストールで見つからなかったのですが、再度チェックしてみると見つかりました。
チェックを入れて「ダウンロードとインストール」を実行すると
インストール中になり・・・
で完了になります。デバイスドライバーを確認すると
警告は消えていました。ここまでで、うまくいかなかったら「ゴメンナサイ」です。
仮想COMの接続ペアを作成
Windowsメニューの「すべてのプログラム」から「Com0com」の「setup」を起動します。
最初のインストール画面で「COM# <-> COM#」のチェックをいれていたので、COM10-11が作成されていたようです。一旦リムーブしちゃいました。「Virtual Port Pair X」を選択して「Remove」をクリックすると削除してくれます。
空になった状態です。「デバイスマネージャ-」もドライバーはなくなっています。
ここで「Add Pair」をクリックします。
ペア名が「CNCA0」「CNCB0」になっていますので適当にCOM20から作って見ました。
この状態で(「CNCA0」「CNCB0」を編集後)「Apply」をクリックすれば
でペアが作成され、デバイスマネージャーでは
ドライバーが追加されています。COM20-21、22-23、24-25、26-27の4組作りました。
デバイスマネージャーでも
と作成されています。
作成したCOMのペア・・・動作確認です
これをいつも使わせていただいている「Rs232cTool」で確認してみます。
作者の方に感謝申し上げます。
COM20、COM21のペアは接続されていました。・・・続けて
・・・と4組のペアの確認はOKでした。少し長いブログ記事になりましたが、できるだけ行程を省略しないように記述して見ました。このcom0comでHamComMixerとWTJT-XやHamLog、HamRadioDelux等を接続します。HamComMixerのアプリケーション1にCOM20、アプリケーション2にCOM22、アプリケーション3にCOM24として、個々のアプリケーションの接続COMはCOM21、COM23、COM35とすればHamComMixerがリグのCOMに接続してくれます。
基本的には「TC-AH4」「TC-FC4」「SD-CNT」用に作成したもので、TC-AH4等にはUSBシリアル変換アダプターが必要になります。USBシリアル変換アダプターの仮想COMをHamComMixerのアプリケーションに割り付けてください。
またFT-817等のUSBを持たないリグの場合もUSBシリアル変換アダプターは必要です。アダプターでパソコンに仮想COMポート(USB)を作成してこれをHamComMixerの無線機通信ポートとしてください。