ATAS100をちゃんと動かしてみる・・・

SD-CNT
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先日手に入れましたATAS100(八重洲さんのスクリュードライバーアンテナ)をちゃんと使って見るためにインターネット諸先輩方々の情報を元にコントローラを作って見ました。まぁコントローラというよりSD-CNTのアダプター的ユニットになりますが・・・・でもとりあえずアダプターのみでも手動操作は可能です。

機能・回路の検討

機能はとりあえず手動でUP・DWが出来ることと、SD-CNTからコントロール出来る事に決まります。SD-330との違いはエレメントの上昇・下降がモーター電源の極性を逆にするSD-330に対してATASでは上昇12V・下降8V程度を同軸に乗せて制御する様です。またSD-330の上端はモーター駆動する移動ネジの切ってない部分で空回りで下端ではリミットスイッチでモーターを停止する構造ですが、ATAS100はモーターでの駆動時は100~200mAほど流れて、上端・下端では500~600mAほど流れる様です(軸が止まってしまうために過電流が流れる??)。このため上端・下端ではモーター駆動を停止してやる必要がありそうです。このため電流検出が必要となりますネ。

よって回路構成はアンテナ経路からの高周波カット、モーター駆動の電流検出、上下方向への電圧切り替え、制御するマイコン・・・で完成しそうです。

動作実験中・・・

汚いデスクまわりですが・・・ご容赦を!!

室内設置で適当なラジアルでも28MHzでとりあえずSWRがディップしてくれますので、動作チェックはこの周波数でやってます。回路的には基板のすぐ横で高出力出すと・・・まぁ何も対策しない状態では誤動作のオンパレードですネ。

TS-480での実際の動作

こんな感じで動いています・・・ちょっと動画長いですがYouTube投稿をご覧ください。
手動操作とSD-CNTでの自動チューニングです。7MHz・10MHzは先の比較記事の様に当局の環境ではうまく動作しないので省略しました。14MHzは雨上がり湿度のせいでしょうか、うまく同調してくれました。

IC-7300での動作です

SD-CNTでKenwoodさん、ICOMさんサポートなので、IC7300でも自動チューニングして見ました。

FT-817では・・・

FT-991等はATASのチューニング機能あるのですが、FT-817には搭載されていません。
なので・・・SD-CNTの機能を借りて自動チューニングです。ただFT-817は出力5Wで、HiSWR時の出力低減も働いてくれますから、出力を下げてチューニングする理由がありません。モード切替だけで手動でチューニングしても十分かなって思ってます。

まとめ

144MHz・430MHzでの使用は???(まだ使ったことないのでわかりません)
多分下端に位置すると50MHz、144MHz、430MHzの3バンドアンテナとして動作するようになっているんでしょうか???
50MHzはほとんど下端位置で同調する様です。
ユニットはそのうちちゃんとした形にしたいと思ってます。

記事をみていただきありがとうございました。          店主

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