汎用のIO基板・・・ローテータ制御へ(その2)

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エモテータ750FXを動かしてみる・・・

先日の台風でアンテナを屋根までさげました。ローテータを取り外したついでの実験です。
汎用のIOで何が作れるのか・・・いろいろ検討に検討を・・(どこぞの国の首相の言葉??)考えたあげくとりあえずローテータとアンテナセレクターを思いつき、いろいろ試行錯誤しています。単純に回すだけなら面白くありませんので、一応室内リグ側から室外に設置する基板の電源DC12Vは同軸給電として、制御関連は無線Lan経由でどこまで実用になるのか・・・・・うまくいけば室内と室外のケーブル線は同軸1本でアンテナ3個まで切り替え可能なオールインワンのアンテナインターフェースの完成です。ただ、残念なことにローテータの電源は・・750FXはDC24V動作(八重洲さんのDCタイプも同様の様です)、古いタイプはAC100Vのインダクションモーターなので、混在での同軸給電は無理なんで、この電源は外置きにならざるを得ない感じです。まぁ12Vを24VにしてDCモーター専用ならば、ならん話ではないですが・・基板が12V仕様なんで・・・
下記がIO基板試作+改造・追加の回路ユニバーサルの状態です。

アプリケーションの試作

あくまでも汎用のIO基板、制御の主体はアプリケーション側になりますので、ちょっと試作してみました。うまく実用になれば、製作のIO基板でアンテナ3系統選択、リレー出力は4個、PWM出力2系統、AD入力2系統ありますので3アンテナ選択+2ローテータ制御が可能なんですが、とりあえずローテータ1系統とアンテナ選択のアプリです。ちょっと苦労したのはAD入力でしょうか・・マイコンは10bit分解能ですが、下2ビット程度は結構ふらふらします。このため2ビット放して8ビット(00~255)での制御にしました。これも実際のローテータの抵抗で南~南位置で実際に使用する範囲はもっと小さくなりますので、ほぼ1変化で2度程度になっちゃいます。まぁ、所詮パラボラみたいな指向性の強いアンテナはないので±5度程度で止まればOKと割り切っていいのでは・・・と甘えています。下記が作って見たアプリケーションで手動操作+地図からのマウスクリック位置指定、もしくは角度入力での操作を組んでみました、

で・・・実際に動かしてみたら(卓上テスト環境ですが)

100Wのキャリアで実験中

まぁまぁですかね・・・・それなりに誤動作無く動いているようです。3.5MHz・14MHz・28MHzのバンドでチューニングをとった場合からチューニングずらして整合めちゃめちゃな場合と100W出力で変化させて送信中に回転操作してみましたが・・・今のところ正常でした。
アンテナは手動チューナー+ダミーロード50Ωでの環境です。

構成はリグアンテナ→DC12Vを同軸に→同軸から12V取り出し→基板→ローテータ
                                ↑↑
                  アプリケーション→無線Lan↑↑ローテータ電源 

マンションでのベランダ運用に・・・・同軸一本で
リグも外に出しちゃってリモートアプリで運用なら同軸も壁通さなくってOKかも・・・
・・・・ベランダに電源は必要ですが。

今後の展開は・・・・

後はどの辺まで無線Lanの通信距離があるかでしょうか・・・次の実験はベランダにユニットを出して実験を予定。いまの卓上テストのすぐ上に無線Lanのステーションがあるんで、ベランダにしても10mほどの距離(ガラス・壁の遮蔽はありますが)ですからOKと思われますが・・・スマホかなんかで無線Lan接続で家からどの辺まで通信可能かも見てみる実験が必要ですね。それとアプリケーションはパソコンに加えてスマホからのコントロールアプリも製作出来ればベストですが・・・Androidをやらんと・・・Appleは敷居がたかいのでパスです(年間の費用が・・・)
年内にはなんらかの形が完成すればと思っています。とりあえずは基板の修正発注でしょうか。
                   ・・・・・その3へ続きます。   店主

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