ローテータ制御付きタイプ
それなりの形で収まるケースがありましたので、製品ぽい形に収まりました。基板スペース以外にはローテータ用の電源搭載スペースに加えローテータ制御ケーブルとローテータ電源ケーブルのキャプコンを実装しています。ベランダ、マスト等への取り付けは何かホームセンター等での穴あきアングル+Uボルトを取り付け加工してお願いします。(準備はしたいのですが、取り付けパターン・サイズ等がいろいろなので割合しました)
内部構造はアンテナセレクタ+バイアスティ(同軸からの12V取り出し)基板にメインCPU基板とアンテナセレクト出力+ローテータ制御リレーのIO基板による3枚構成です。現在運用中の筐体には小型の24V直流スイッチング電源を搭載して江本さんの750FXを制御しています。
アンテナセレクターのみタイプ
こちらは基板構成は上と同じですが(不要な部品は非実装の予定)で電源12Vは同様に同軸給電です。
構造上の問題点発覚・・・
で・・・しばらくベランダ設置でローテータタイプを同軸給電のみで無線Lan接続の検証をしていたのですが・・・ステーション動作をアクセスポイント動作に切り替えるべく外してみると・・・雨水が少し溜まっていました。多分ケースと蓋の接合部分の面がフラットなままなので、ここから少しづつ浸入かもしれません。
AP動作での無線Lan検証と同時にとりあえず接合面周囲をテープ防水して確認です・・・
テープ防水もしくはコーキング等がいいのか、蓋(コネクタ面)に小さな水抜き穴がいいのか再検討です。無線Lanの接続検証結果とアンテナセレクターでの高周波特性(NanoVNAレベルですが)は次の機会にアップします。
現状で運用中のプロトタイプは・・・
やはり雨水は浸入していました。まぁネジ1個紛失で止めない状況でしたので少し隙間が。。。的な要素もありますが。こちらの方は四隅に水抜きの穴をあけておきました。完全に密封による気温変化での内部結露するよりこの方がいいかもしれません・・・
雨水浸入防止のテープ処理+水抜き穴でしばらく検証です。テープ処理ももう少し長く袴的になればもっといいのかもしれませんが・・・・・また実設置ではMコネクタに融着テープ処理もあった方がいいかもしれません。
「その5」に続きます・・・・・